なおこ*です
迷える子羊・なおこ*に
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2014年 01月 06日
そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人のデビュー作。
1997年に読んだ本。再読。瑞々しくて清涼感と清潔感があってそこはかとなく哀しい。そんな恋の話。泣ける要素がふんだんに含まれているのに、ごめんなさい、あたしには全く響かず…。さらさらと美しすぎて、なんだかポエムを読んでいるような感覚。そうそう、1997年のあたしも同じ感覚を覚えて、もう一度開くことはなかったんだった。同じ本に対して何年経っても同じ感想を抱くなんて、なんだか面白い。おそらくまたしばらく開かない本になりそうなので、図書館に寄贈します。 p11 ときどき、そんなどうでもいいような嘘をつく。自分をさらけだすことが怖いからだ。 p79 彼女の質問にひとつひとつ答えていくうちに、不思議なことが起こった。ぼやけていたピントがゆっくりと焦点を結ぶように、今まで見えていなかった自分自身の内側が、だんだんとはっきり見えてくるようになったのだ。 p81 いい意味での若気の至り…手に入れると決めたら絶対あきらめない、強さや激しさみたいなもの。もっとがむしゃらに、自分勝手になりなさい。 p84 彼女と釣り合うだけの人間になるように、すべてのことに対して積極的に、真摯に取り組むようになる、そんな恋 p183 誰に対してもできるだけ誠実に接しているつもりなのに、どうしてひとを傷つけずにはいられないんだろう。
by happylifenaoco
| 2014-01-06 20:52
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